
宇部ときわ公園(宇部市則貞3)で2月23日、「梅見頃キャンペーン」が始まる。
園内「湖水ホール」横に、白加賀や紅梅系、野梅系など桃色や白色の4品種110本の梅が植えられている同園。「梅が咲いていることを広くPRし楽しんでもらおう」と季節ごとのキャンペーンの一環として初めて実施する。
梅は1月下旬ごろから少しずつ開花を始め、現在は「3分~4分程度」開花。3月初旬から中旬にかけて鮮やかに見頃を迎えるという。キャンペーン期間中は土曜・日曜を中心にイベントを展開。3月3日には目玉として「梅まつり」を開催する。
当日は、同梅園内と園内熱帯植物館でクイズに答えながら進む「クイズラリー」を実施するほか、動物園ゾーンでは「餌やり体験」、撤去が決まっているサルの飼育施設「ときわ丸」の中に入っての撮影・探検ツアーを行う。そのほか、宇部手工芸会の梅にちなんだ作品やひな祭り関連作品の展示即売や、山口茶業や宇部蒲鉾(かまぼこ)、永山本家酒造場などによる飲食ブースも予定する。
「満開を迎えると、周辺にほのかに淡い香りが漂う。一つ一つの花が小さく長い期間楽しめるので、桜とはまた違った趣で春の訪れを感じることができる」と笑顔を見せる同園活性化推進室の菅田和直さん。「今年はひな祭りの日が日曜日。頃合いよく見頃だと思うので家族そろって来園いただければ。毎年恒例のキャンペーンにしていきたい」とも。
キャンペーンは3月10日まで。入園は無料。詳細は同園ホームページで確認できる。問い合わせは常盤公園活性化推進室(TEL 0836-54-0551)まで。