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宇部に「バルーンショップ」-脱サラ社長、初の実店舗で風船ギフトも

「お客さまの『思い』を風船に込めて作っていきたい」と篠田社長

「お客さまの『思い』を風船に込めて作っていきたい」と篠田社長

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 宇部・明治町に5月1日、風船専門店「バルーンショップ」(宇部市明治町1、TEL 0836-35-5263)がオープンする。

バルーンで「思い」を作る

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 1995年からこれまで同店近くに事務所を構え、主にイベントや結婚式の演出としてバルーンアートや会場デコレーションなどを手掛けてきた「マテリアル風船・遊」が出店。事務所の移転に合わせ、初の実店舗として「出会いと絆」をテーマに据える。

 店内には、ディズニーやハローキティなどのキャラクターバルーンのほか、アルファベット型バルーンやバースデーバルーンなど約100点を200円~3,500円の価格帯で展示販売。誕生日、母の日などのプレゼント需要に応える「バルーンアレンジメント」(2,000円~)や出産祝い向けにバルーンをあしらった「おむつケーキ」(4,800円)も用意する。

 同店が取り扱うゴム風船の多くは、成分解性樹脂で作られた自然に帰るもの。屋内では1週間ほど形状が持続するという。昨年7月には約7年かかり同樹脂を使った畜光体「ルミエム」の特許を取得。ブラックライトに当てて発光させ、風船に付けて夜空に飛ばす演出にも力を入れる。

 地元ケミカル関連会社に勤めていた同社社長の篠田辰美さんは「テレビで見たバルーンに感動して」脱サラ起業。広島県内のバルーン専門店からノウハウなどを学び、1998年の「長野オリンピック」のセレモニーでバルーンアートを手掛けた経験も持つ。

 篠田さんは「これまで、結婚式やイベントのフィナーレなどで風船に思いを込める方々を多く見てきた。風船というものだけではなく、お客さまの『思い』を作っていきたい。バルーンを見に立ち寄っていただければ」と笑顔を見せる。

 営業時間は9時30分~18時。

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