宇部・新天町商店街を舞台にした連続テレビドラマ「HOME」シーズン2の放送が10月7日、山口ケーブルビジョンで始まった。
同ドラマの制作は、宇部で劇団の運営や映像制作、タレントマネジメントなどを手掛ける「獅四丸エンターテインメント」(宇部市新天町、TEL 0836-39-5994)。
昨年5月から11カ月間放送したシーズン1では、主人公が所属する事務所が倒産危機から免れたところでストーリーが終了。シーズン2はそれから半年後の設定で、主人公が所属事務所からニート脱却を言い渡されるところから始まる。
シーズン2の放送は来年3月までの全25話で、毎日放送する(毎週月曜に内容を更新)。放送開始時間がゴールデンタイムの21時に「昇格」となり、月曜は裏版組の「月9」ドラマと肩を並べる。
ドラマの撮影は同社のスタジオのほか、同商店街内の店舗などでも行う。シーズン1に引き続き、2話に1度はバラエティーとして県内で挑戦型のロケ企画を放送する。
現在は第7話までの撮影が終わっており、「映像に見応えを付けようと、違うカットでの撮影にこだわっているところ。放送時間の変更もあり、役者もさらに意識が高まったようで1カットでのOKがなかなか出ない」と同社の池本博文社長。
「シーズン2では、私たちが実際に行われるイベントの運営に当たり、それにまつわる話を取り入れたり、実際に起こったことをリンクさせたりしながら展開していく。シーズン1で得た経験を基に一致団結して内容を高めていきたい。白熱するシーンやハートウォーミングな内容も織り交ぜていくので、ぜひ家族で見てもらえたら」と話す。