山口宇部空港(宇部市沖宇部)で10月19日、全国47都道府県から60種類のご当地レトルトカレーを一堂に集めた「カレーサミット」が開催される。
会場では、「大間産まぐろカレー」(宮城県)や「いちごカレー」(栃木県)、「自由軒赤ラベルカレー」(大阪府)、「妖怪ファミリーカレー」(鳥取県)、「かきカレー」(広島県)など、ご当地食材を使ったカレーや有名店の商品を中心に紹介・販売する。
そのほか、JALオリジナルのレトルトカレー「カレーデスカイ」4種類もそろえるほか、山口県からは、山口・阿知須のブランドカボチャを使った「聞きしにまさる くりまさるポークカレー」や純米酒(獺祭)、フグ、クジラを使ったカレーなども用意。
当日は、「カレーデスカイ」など約5種類約300食分も試食用に用意し、市内吉部の新米を添えて提供する。価格帯は263円~840円。
宇部市の委託を受けたFMきらら(新天町)が、山口宇部空港利用促進事業として実施する同イベント。同局山口宇部空港利用促進事業部の池本恵美さんは「カレーを嫌いな人はいないだろうと今春から準備を始め、山口宇部空港を通して全国の各空港から取り寄せた。リストアップした200種類~300種類のご当地カレーの中から、専門サイトのランキングやメディアでの話題性も参考にし、ご当地度などを考慮して選んだ」と話す。
「中には『赤ワインカレー』やバナナとマンゴーの『バナナマンカレー』など味が想像できないものもある。全都道府県のご当地カレーが一度に集まることはなかなかないと思うので、普段手に入らない味を楽しんでもらえたら」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~15時。問い合わせはFMきらら内同事業部(TEL 0836-35-1231)まで。