宇部・西中町のカレー店「カリー&カフェ curcum(クルクム)」(宇部市西中町9、TEL 0836-38-5489)が11月30日、オープンから1周年を迎える。
「玉ネギの甘さ」が特徴のカレーとカフェメニューをメーンに昨年オープンした同店。その時期に最も甘味が強い地域の玉ネギを使うことや、一晩寝かせて提供するなど「食材と手作り」にこだわって提供してきた。
オープンからこれまでの様子について、マネジャーの青木さんは「主な客層は40~60代で、男性1人や家族連れの利用も多い。グループで来店した際にカレー以外を求める方に向けたメニューを始めたり、カレーの量を小盛り(50円引き)にできるようにしたり、お客さまのさまざまなニーズに柔軟に対応できるよう試行錯誤を重ねてきた」と振り返る。
人気メニューは「チキンカツカリー」(700円)や「ポークカツカリー」(900円)。オープンから約半年がたったころから「シーフードパスタ」「ハンバーグプレート」(以上750円)、「ナポリタン」(700円)などの提供も始め、今ではカレー以外のメニューを目当てに来店する利用客もあり、来店客数も増えてきているという。カフェメニューでは、カレーのソースポットを器にした「魔法のランプパフェ」(680円)も用意する。
1周年を記念して、今月19日には同店初となるハンドメード・雑貨イベント「SoLEiL Market in curcum」を開催。地元で布小物や羊毛フェルト雑貨、ビーズアクセサリーなどを手掛ける作家7組が出店し、店内で展示即売を行う。イベントに合わせた特別メニューとして、テークアウト専用で「チャバカツサンド」(300円)やクッキーなども販売。開催時間は10時~15時。
青木さんは「お客さまの声を取り入れて少しずつ変化をしてきた1年だった。週に数回来店くださるお客さまもいらっしゃる反面、まだ当店のことを知らない方も多いので時間をかけて周知できれば」と笑顔を見せる。
営業時間は11時~21時。水曜定休。