宇部・中央の串揚げ居酒屋「串房 あげ花（あげは）」（宇部市中央町3、TEL 0836-34-3994）が12月4日、オープンから5周年を迎えた。

ランチタイムメニューは「ひと手間」加えた家庭料理

　店舗面積約20坪。カウンター5席、テーブル席25席。各テーブルで串を揚げるセルフスタイルの串揚げをメーンに提供する同店。市内の企業に勤務していた店主の黒松道子さんが転身し、当時「宇部で初めての串揚げ店」としてオープン。長女・川原絵里さんと切り盛りしてきた。

　これまでを「あっという間の5年間だった」と振り返る黒松さん。「オープン当初のわずかな期間は張り切って食材を串に刺して用意していたが、より新鮮で良い状態のものを食べていただこうと、オーダーが入ってから野菜を切るスタイルに変えた。串メニューも3割増え、今は約100種類を用意している」と話す。

　人気の串揚げメニューは、「肉セット」「海鮮セット」（12本、880円）などのセットを中心に、「ササミ梅肉」（150円）やレンコン、ピーマンやナスなどの「肉詰めシリーズ」（230円）など。一品料理では、国産黒毛和牛を使った「和牛あぶり」（980円）や「長芋ステーキ」（600円～）、熊本から仕入れる「馬刺し」（980円）など約40種類をそろえる。

　「リーズナブルに提供することを目指して営業してきた。おかげさまでカップルからファミリー層まで幅広い層の方に利用いただいている。飲み会ではなく食事をする方も多い」と黒松さん。「1月からはメニューが変わる予定。笑顔と明るさを忘れずに息の長い店にしていきたい」と笑顔を見せる。

　営業時間は11時30分～14時（平日のみ）、18時～24時。日曜定休。