街中のイルミネーションが冬の夜を彩る中、宇部・西岐波の「内田内科消化器科」(宇部市床波2)のホームイルミネーションが話題になっている。
場所は地域住民の通行が多い西岐波のメーンストリート。スーパー「マルショク」の前に差し掛かると同イルミネーションが突如として現れる。
建物1階の外壁十数メートル全体がライトップされた同イルミ。テーマは「レインボークリスマス」。 スノーマンや雪の結晶、シカ、星、ハートなどのオブジェが置かれ、電飾のウオーターカーテンの背面には「Merry Christmas」の文字が飾り付けられている。
メーンストリートながら夜間は明かりも人通りも少ないことなどから「クリスマスくらい明るくしたい」と11年前から始め、毎年実施してきた。今年は11月17日に点灯を始めたところ、連日のように親子連れやカップルなどの見物客が訪れ、写真撮影などをしているという。
「ホームイルミが好きというわけではないが、時期になると『今年はまだか』と言われるのでやめるわけにはいかなくなった(笑)」と同院の内田多万美さん。「初めはシカのオブジェを3体置いただけだったが、気が付いたらどんどん規模が大きくなっていった」と振り返る。
「今年はスノーマン2体を新しく設置した。建物が大きいからこれ以上すると大変なので、規模はこれだけと決めているが、そろそろ材料が倉庫に入らなくなってきた(笑)。当院が明かりをともすことで、患者さんや地域の方に明るく元気になってもらえれば」とも。
点灯時間は17時~24時。12月25日まで。