山陽小野田市文化会館(山陽小野田市郡)で11月9日、ピアノコンサート「Piano Five(ピアノファイブ)」が開催される。
「2台ピアノと連弾のコンサート」をサブタイトルに、山口県出身者など山口にゆかりのあるピアニスト5人が連弾で楽曲を披露する同コンサート。当日はホールの中心に2台のピアノを置き、その周囲360度を観客席にする。
演奏プログラムを「壮大で重厚な曲」「華麗でエレガントな曲」「おなじみの名曲」の3つのジャンルに分け、ブラームスの「ハンガリー舞曲集」やドヴォルザークの「スラブ舞曲集」、シューベルトの「人生の嵐」など10曲を披露する。
出演するのは、宇部出身の磯部俊哉さん、山口市出身の櫨元望さん、木橋奏子さん、現在は広島に拠点を置く吉川絢子さん、伊藤憲孝さんの5人。イベント名は幕末から明治にかけて活躍した5人の長州藩士「長州五傑(長州ファイブ)」になぞらえた。
発起人で宇部を拠点に作曲活動などを行う磯部さんは「普段から親交のある5人に声を掛け、『とにかく楽しく』をモットーにしたコンサートとして始めた。前回は180人ほどの来場があり、とても好評を頂いた。ピアノの連弾のみのコンサートは少ないので、いつもとは違うピアノの奥深さや魅力を知ってもらいたい」と話す。
14時30分開演。チケットは、大人=1,800円(前売り=1,500円)、小・中・高・大学生=500円。問い合わせはピアヴォイス(TEL 0836-33-5447)磯辺さんまで。