![「オンリーワンを目指していきたい」と玖村さん](https://images.keizai.biz/yamaguchi_keizai/headline/1433901375_photo.jpg)
宇部・新川の居酒屋「おでん酒場 和(かず)」(宇部市上町1、TEL 0836-34-6922)が6月14日、オープンから4周年を迎える。
店主の玖村高志さんは、宇部高校を卒業後に15年間過ごした東京からUターンし「宇部にはないスタイルの業態で挑戦したい」と出店。カウンター8席、テーブル席18席の店内にはMr.ChildrenがBGMに流れ、おでんメニューを中心に一品料理を提供する。
同店のおでんは、鶏ガラを長時間煮込んで取る「甘味と深みの出るだし」(玖村さん)が特徴。大根(150円)や玉子、こんにゃく(以上100円)などおでん定番の具材や「ジャンボ牛すじ」「スパイシー鶏つくね」(以上300円)など約20種類を用意。トマトを丸ごと煮込んだ女性に人気の「トマトおでん」(350円)や、一昨年から夏季限定で提供して人気を呼んでいる「焼きおでん」(600円)などオリジナルメニューにも力を入れる。
アルコール類は、品質と「注ぎ方の技術」にこだわったビールを提供するサントリーの「超達人店」に認定されていることを売りに、生ビール(550円~)や日本酒、焼酎、ウイスキー(以上500円~)など約80種類をそろえる。客単価は3,500円前後。
「30代をコア層に、大学生からビジネスマンまで比較的若い層を中心に来店いただいている。オープンから4年がたち、おでんが好きな方や生ビールを堪能される方、ミスチルファンの方など、それぞれのスタイルで当店を楽しんでいただいている」と玖村さん。
「夏にもおでんを楽しんでほしいと考案した『焼きおでん』は、今年は2カ月前倒して5月から提供している。話題性にも力を入れながら、これからも個性を出してオンリーワンを目指していきたい」と話す。
営業時間は18時~24時(金曜・土曜は翌2時まで)。日曜・祝日定休。4周年記念として今月11日~13日、おでんを全品半額で提供する。