おのだサンパーク(山陽小野田市中川6)で9月11日、アート・ハンドメードイベント「CREATORS FAIR*vol.1(クリエイターズフェア)」が始まった。
福岡と山口を拠点に活動するアート作家19組が、一堂に集まる同イベント。イラストや実演似顔絵を手掛けるイラストレーターをメーンに、書家、画家、アクセサリー・小物・ブローチなどを制作するハンドメード作家による雑貨の展示即売を行う。
主催は、キャナルシティ博多(福岡市)に店舗を構え、福岡を中心に活動する書家の森裕毅さん。森さんは1年ほど前に同施設にイベント出店し、その後3カ月に一度のペースで作家を増やしながら出店し、今回の開催にこぎ着けた。
「私一人での出店から始まり、この場所でアーティストが集まるイベントを開きたいと約1年かけて少しずつ大きくして開くことができた」と森さん。会場では、実演や販売のほか、アクセサリー制作やスクラップブッキング、手作り絵本のワークショップブースも設ける。
参加作家で、下関出身の色鉛筆画家・平野隆司さんは、動物をモチーフに色鮮やかに仕上げる作風。イラストの原画や70種類のポストカードなどを用意する。「カラフルにしたものと、リアルなタッチで仕上げるものの2種類を書き分けている。自分の作品をより多くの人に見ていただきたい」と意気込む。
福岡を拠点に関東や関西で活動するイラストレーターの夢夢(むむ)さんは、多彩な色合いのガールズイラストを手掛ける。「山陽小野田へは初めての出店。なじみのない場所なので不安もあるが、初めてのお客さまと話をしながら似顔絵を書けることも楽しみ」と笑顔を見せる。
「個性豊かな作家が集まった。日頃触れることのないアート作品だと思うので、多くの方に知ってもらえたら。2回目の開催にもつなげていきたい」と森さん。
開催時間は11時~19時(実演の受け付けは18時30分まで)。