宇部ときわ動物園（宇部市則貞3、TEL 0836-21-3541）で8月27日、カピバラの赤ちゃんが3匹誕生し人気を集めている。

かわいらしい姿をみせるカピバラの赤ちゃん

　赤ちゃんの性別は今のところ不明。順調に成長しており、母親・エイコの母乳を飲むほか、干し草や生草なども食べている。

　9月9日から一般公開を開始。出産した母親が人間を見て警戒し、神経質にならないようにと「のぞき穴」を設け、来園者はのぞき込む形で、母親に付いて歩く様子や母乳を飲む姿を観察できる。

　獣医師の田丸正枝さんは「カピバラへの刺激を少なくするため、少し離れて見てもらうようにしているが、ほほ笑ましい親子の様子を観察してもらいたい。これからの成長ぶりが楽しみ」と話す。

　孫と来園した佐仲佑介さんは「5年ぶりにときわ公園に来た。カピバラの赤ちゃんを見て孫も喜んでいた」と話す。初めてのときわ動物園については「水の仕切りだけで島が造ってあり、ジャングルみたいで感動した」とも。

　赤ちゃんの名前は、近日中に一般投票で決める予定。飼育員が考えた名前を候補にして投票する。

　開園時間は9時30分～17時（土曜・日曜・祝日は9時～）。入園料は、一般＝500円、3歳以上中学生以下＝200円、70歳以上＝250円。