宇部の冬を彩る中心市街地のイルミネーションイベント「サンタクロスロード」が11月28日、今年も始まった。
地元の活性化を目指すボランティアサークル「宇部未来会議」が主催し、今年で18回目を迎える同イベント。「銀天エコプラザ」(宇部市中央町2、宇部中央銀天街内)をメーン会場に、銀天街アーケード内からANAクラウンプラザホテル宇部までの歩道約450メートルをライトアップする。
今年のテーマは「伝える想(おも)い、創る想い出」。約20万球のブルーの光で彩り、メーン会場では高さ6メートルのツリーや光のアーチ、ハートのオブジェも登場。クリスマスツリーに自由に飾り付けるメッセージカードも設けた。
21時30分からは、「シンデレラクリスマス」としてイルミネーションがピンク色になる初の試みも実施するほか、スモークやレーザーを使い音楽と光をコラボさせた「光のミュージカル」も5分置きに行う。
同日行われた点灯式には、久保田后子宇部市長も出席し「今年もいよいよ点灯。どんな光が広がるか楽しみ。温かい手作りの光を見て1年を振り返り、来年に思いをつなげてもらえれば。頑張る若い世代の活動を応援し、宇部の元気を発信していきたい」とあいさつした。
宇部未来会議の藤重雅明会長は「オブジェも増えて昨年よりもさらに華やかになった。サンタクロスロードはメンバーで手作りする温かさがあるところが見どころの1つ。今年は7月から制作してきた」と話す。
「大切な人に思いを伝えたり、友達同士で来場いただいたり、それぞれに楽しんで冬の思い出を作ってもらえれば。市街地を活気づけていきたい」とも。
点灯時間は18時~24時。来年1月8日まで。