![イメージを一新した「焼肉とさ屋」店内の様子](https://images.keizai.biz/yamaguchi_keizai/headline/1449796241_photo.jpg)
宇部・松島町の焼き肉店「焼肉とさ屋」(宇部市松島町、TEL 0836-22-8929)が12月5日、リニューアルオープンした。
1988年に同市中央町に開店し、約17年前に同所へ移転した同店。今回のリニューアルは建物の老朽化のため、半年間休業して取り壊しと建て直しを行った。
席数は個室22席、テーブル席20席。これまでから約20席減らし、ゆったりと座れるよう、テーブル席の間隔を広げたほか、店舗裏に駐車スペースも併設した。店内はシックな色使いで、照明を落として落ち着ける雰囲気を演出する。
同店は、佐々木信雄さん・栄子さん夫妻と、5年前からサポートとして働いてきた娘の稔さんが現在は店主を務め、3人で切り盛りする。
「休業中も店舗のことを考えていたので、ブランクは感じなかったが、オープン日には忘れられているのではないかと思って緊張した。常連さんが『待ってたよ』と言ってくださり、今までやってきたかいがあったと感じた。期待を裏切らないように頑張りたい」と稔さん。
メニューは、「タン塩」(1,000円)や「カルビ」(1,100円)、「ロース」(1,300円)や「地鶏」(700円)など。「ウルテ(のどナンコツ)」や「丸腸」、「コリコリ(心臓大動脈)」(以上、600円)など、ホルモンを豊富に揃える。1人~2人前の「ペアセット」(2,800円)、3人~4人前の「ファミリーセット」(4,500円)も用意する。自家製のタレはしょう油ベースに果物を入れた手作り。
ドリンクメニューはサワー各種(390円)や生ビール(550円)、焼酎(450円~)や梅酒(450円)、ソフトドリンク(290円~)など54種類。約80種類のメニューの内、焼き肉だけではなく、栄子さんが手作りする「白菜キムチ」や「カクテキ」(以上、350円)、何時間も煮込んで作る「テールスープ」(700円)、「ユッケジャンスープ」(800円)も人気という。客単価は4,000~5,000円。
稔さんは「宇部には新しいお店好きな人が多いと思う。物珍しさから立ち寄ってくれた人が再度来てくれるよう、コツコツとおもてなしを続けていきたい。自分たちの店の雰囲気を大事にし、『あそこはくつろいでゆっくり食事ができる店』と思っていただけたら」とほほ笑む。
営業時間は18時~23時30分(金曜・土曜は翌3時まで)。月曜定休。