山口県内のスーパーでプリンを販売する移動販売の「スペースベアー くまちゃんプリン」のテーマソングが11月30日、完成した。
テーマソングは2分50秒。「くまちゃんプリン」のキャラクター「ごんぞう」と「ネネ」が宇宙船に乗って地球にやってきた経緯、プリンを作りはじめた経緯、プリンづくりの体のしんどさ、プリンのおいしさを表現した内容の4部構成の歌詞。分かりやすいリズムで、「くまちゃんプリプリ」というフレーズを繰り返し、口ずさみやすく覚えやすいテーマソングとなっている。
同プリンの販売責任者で、山口・湯田温泉の料理店「こ熊や」オーナーの原田啓介さんが作詞、ボーカルを務めた。原田さんの声は、ボイスチェンジャーを使って宇宙人のような声になっている。
現在、移動販売車からテーマソングを流しており、CDの販売はしないという。ホームページから入会するくまちゃんプリン会員にCDを抽選でプレゼントするなど、利用客へのプレゼント企画として一般に配布する予定。
原田さんは「歌詞は、笑いあり、涙ありの、愛と感動の物語となっている。女性バージョンや他のキャラクターの主題歌も作っていきたい。ゆくゆくは振り付けを付けたくまちゃんサンバも作れれば」と話している。
同プリンは、今年7月から山口県内のスーパー「アルク」で販売を開始。真っ赤な車を使った移動販売のスタイルで、1日平均550~600個のプリンを販売している。「とろ~りプリン」「濃厚プリン」「チョコプリン」「大人のくまっ茶(抹茶味)」「雪プリン(白いプリン)」があり、季節商品は1カ月に1回の割合で入れ替えている。今年11月から広島県福山市内のスーパー「ハローズ」でも移動販売を開始した。
スペースベアー くまちゃんプリン和食店が移動販売車で「くまちゃんプリン」販売-スーパーなどに出没(山口経済新聞)(©マルニ)