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宇部・銀天街の交流スペースに「ポレポレカフェ」 市内のレストランが運営

ポレポレカフェの外観

ポレポレカフェの外観

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 宇部・銀天街の「多世代交流スペース」に9月19日、カフェ「Pole Pole Cafe(ポレポレカフェ)」(宇部市中央町3、TEL 0836-38-8911=9月29日開通)がオープンした。

バオバブの実の粉末を使った「バオバブ半熟フレンチパンケーキ」

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 同店を運営するのはJR宇部新川駅近くのレストラン「ポレポレ」(松島町)。富岡英雄社長は「今後のビジョンとしてカフェの出店を視野に入れていた。市内や銀天街を盛り上げたいという思いは強く、7月に銀天街アーケード内へ新店を出店したばかり。今回の事業でも力を集結させ、シャッター商店街の復活につながる成功例を作りたい」と話す。

 コンテナハウスを改装した同店。店内は、白を基調にしたナチュラルな雰囲気に仕上げた。席数はカウンター6席、テーブル席9席のほか、テラスに4席を設け、Wi-Fiと電源コンセントは無料で利用できる。

 コンセプトは「ハーブカフェ」。バオバブの実の粉末を使った「バオバブ半熟フレンチパンケーキ」(730円)や「メープルナッツマフィン」(280円)、同スペース内のイングリッシュガーデンや自社で育てるハーブを使う「ポレカフェサンド」(580円)をはじめ、「自家焙煎(ばいせん)コーヒー」、ハーブティー(以上480円)など約30種類をそろえ、一部メニューを除きテークアウトにも対応する。

 出店には若者ボランティアサークル「宇部未来会議」が協力し、8月初旬からクラウドファンディングで内装費用などの支援を募っている。同サークルの藤重雅明代表は「思い描くイメージはあったが、店舗として形にする難しさがあった。完成して終わりではないので、これから市民の憩いの場として浸透するようサポートを続けたい」と話す。

 富岡社長は「隣接するキッズスペース、芝生広場などと相互利用することで、多くの人に喜ばれる場所になるはず。食育をテーマにしたイベントやオープンテラスでの夜イベントなどを開き、多世代がつながる形を創出できれば」とも。

 今後、夜営業は「夜カフェ」をテーマにアルコールの提供を予定するほか、市の土産品の開発にも取り組むという。

 営業時間は11時~21時。日曜定休。

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