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山陽小野田にイタリアン「FRIGO」 店主「冷蔵庫を探るように気軽に」

「来店客に喜んでもらうことが第一」と原田さん

「来店客に喜んでもらうことが第一」と原田さん

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 山陽小野田のバイパス沿いに2月19日、イタリアンダイニング「FRIGO(フリゴ)」(山陽小野田市西高泊、TEL 0836-55-5714)がオープンした。

居酒屋跡に出店したFRIGO

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 場所は居酒屋「樹(たつき)」の跡。店主は、宇部や北九州の飲食店で経験を積んできた料理人歴約20年の原田了輔さん。独立に向け3年間東京で修業し、2016年9月にUターンして出店した。

 店舗面積は23坪。席数はカウンター9席、テーブル席12席、個室4席。厨房(ちゅうぼう)の一部を除いて店内を全面改装。家具をモノトーンに統一したほか、オープンキッチンはカウンターの高さを下げ、広さを感じる工夫を凝らす。

 コンセプトは「カジュアルなイタリアン」。メインターゲットにする20~40代女性のニーズを見越し全席禁煙。原田さんは「グループ利用だけでなく、一人でも一品でも来店できる店にしたい。外食離れしている若い世代にも足を運んでほしい」と話す。

 料理は国産食材を中心に使い、「ハーブ香るフリットポテト」(400円)や「マルゲリータ」(800円)、「色々なお肉の自家製ラグーソース」(1,000円)、「国産豚の低温ローストポーク」(1,200円)など定番の30種類と、日替わりの単品7~8種類を提供する。

 ドリンクは、女性受けするカクテルやサワー、ワインを中心に約70種類をそろえる。客単価は3,500円。

 「店名はイタリア語で冷蔵庫を意味する『frigorifero』から名付けた。何かないかなと冷蔵庫の中を探るように、気軽に楽しんでいってもらえれば」とも。

 営業時間は17時30分~24時。月曜定休。3月初旬からはセットメニューを中心とした昼営業を始める予定。

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