山口市中心商店街で7月8日、「全国金魚すくい選手権大会」の山口市予選会が開催される。主催は山口観光コンベンション協会。
奈良県大和郡山市で開催される「全国金魚すくい選手権大会」(8月20日)への出場権を懸けて行われる予選大会。和紙でできたポイ1枚を使い、3分間にすくった金魚の数を競う。小中学生の部と高校生・一般の部の2部門。
会場となる中市商店街コミュニティーホール・Nac(中市町3)の屋外広場に縦85センチ・横55センチの競技用水槽10槽を用意し、水槽に500匹の金魚を入れて4人が同時に競う。各部門の予選上位13人が決勝戦へ進み、優勝・準優勝者が全国大会への切符を手にする。副賞として、旅費の一部を同協会が負担する。
参加資格は、同日前後に湯田温泉に宿泊する人、または当日に同商店街で買い物をした人(金額・店舗不問、受付時にレシートを提示する。周辺有料駐車場のチケットでも可)。
同協会EC事業部の河本剛志課長は「毎年定員に達し、市外や広島・福岡など隣県からも来場がある人気イベントになった。金魚すくいはお祭りのイメージがあるが、この日は金魚との真剣勝負。自宅で練習を積んでくる参加者もおり、静かながらも白熱する」と話す。
「勝ち残るつもりではなかった人が優勝したり、10匹以下で優勝することがあったりと実力に加えて運も左右する。商店街で夏の雰囲気も楽しみながら、全国大会を目指してもらえたら」と参加を呼び掛ける。
開催時間は11時15分~。参加には事前の申し込みが必要。定員は各100人。応募方法は同協会ホームページで確認できる。大会終了後は、金魚の無料配布を行う予定。