「宇部シネマ・スクエア7」(宇部市明神町・フジグラン宇部内、TEL 0836-37-2525)で11月18日、映画「サムライせんせい」の先行上映が始まり、渡辺一志監督と主演の市原隼人さんが舞台あいさつを行った。
「幕末・明治維新150周年記念作品」として製作された同作品。来春の全国公開に先駆け、広域観光プロジェクト「平成の薩長土肥連合」が取り組む観光プロモーションの一環として、鹿児島県・山口県・高知県・佐賀県での先行上映が同日始まった。
同作品は、黒江S介さんのコミックをもとに実写化したもので、幕末から現代の日本へタイムスリップした高知県出身の志士・武市半平太が、居候先の学習塾を手伝いながら周囲の人たちに慕われていく様子などを描く。2015年に放映されたテレビドラマ版とは異なるオリジナルストーリーで、出演者は市原さんのほか、忍成修吾さん、奥菜恵さん、橋爪功さんなど。
舞台あいさつを実施した回は満席となり、188人が待つ中、渡辺監督と市原さんが登壇。市原さんは「今日はよう来てくれちゃったね。山口はぶちええところじゃね」と山口県の方言を話して会場を沸かせた。市原さんの来県は、映画「偶然にも最悪な少年」の撮影で訪れて以来、約13年ぶりという。
和やかな雰囲気の中、市原さんは撮影に参加した子どもたちとの微笑ましいエピソードや、実在の人物を演じるにあたって縁のある場所へ足を運び、武市半平太の墓にあいさつしてから撮影に臨んだことなどを話した。
市原さんは「制作している最中の作品は監督や役者のものだが、公開してご覧いただいた瞬間から皆さまのものになる。末永くかわいがってもらえれば」とほほ笑んだ。
渡辺監督は、武市半平太役に市原さんを起用した理由について「半平太の写真は残っていないが、背が高く美男子で屈強な男性だったとのこと。原作でもハンサムに描かれている。市原さんは中身も侍らしく、僕が思い描く半平太像に近い気持ちを持っていると感じた」と話し、来場者には「家族や友人に映画での市原さんのかっこよさを伝えてもらえれば」と呼び掛けた。
先行上映は12月中旬ごろまで。