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宇部・銀天街にシェアショップ「昭和女子屋台ラボ」 女性作家らが出店

オープン当日は多くの来場者でにぎわった

オープン当日は多くの来場者でにぎわった

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 宇部・銀天街アーケード内に4月21日、屋台型チャレンジショップ「昭和女子屋台ラボ」(宇部市中央町2)がオープンした。

エステ店も屋台に出店する

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 元紳士服店の空き店舗を活用し、店内に屋台型店舗9台を設け、昭和生まれの女性作家らが出店。出店者同士で店内のスペースや屋台をシェアして営業する。

 まちづくり会社「にぎわい宇部」(中央町3)が主体となって取り組む中心市街地活性化プロジェクトの一環。2016年に行われた空き店舗対策を考える「リノベ講座」で発案され、昨秋から屋台づくりのワークショップやクラウドファンディングなどを行いながら準備を進めてきた。

 9台の屋台では、ハンドメード品や和小物、アクセサリーなどの雑貨を中心に焼き菓子やお茶などを販売するほか、エステ店がハンドマッサージ体験などを提供。平日は常時3台の屋台が営業し、土曜にはワークショップなども開きながら9台が営業する。

 同日はアーケード内でオープニングイベントが行われ、商店街には約20店舗のハンドメード店が出店。親子連れなど350人(主催者発表)の来場があった。

 同プロフェクトのリーダーで二級建築士の槌谷直美さんは「空き店舗対策と商店街のにぎわい創出に関心がありプロジェクトに参画したのが始まりで、異業種の集まりで話し合ってきた。『屋台』の発想は山口大学の学生からの提案だった」と振り返る。

 「個人で出店しようと思うと多くの費用が掛かるが、店舗や屋台と細やかにシェアすることで、少ない費用で出店に挑戦できる。商店街のシャッターを一つ開けることでにぎわいの創出につなげ、次の展開も考えていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時~18時。日曜定休。問い合わせは、にぎわい宇部(TEL 0836-39-6907)まで。

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