山口・一の坂川で6月7日に開催される「ほたる観賞の夕べ」に合わせて、ホタル見物客に楽しんでもらおうと周辺の店舗らがそれぞれ独自にイベントやサービスを企画している。

　琴水橋そばのドイツワイン専門店「オーバーヴィーゼ」（後河原）では、6月7日～8日限定でグラスワインの販売を行う。5種類のワインを用意し、価格は250円～550円。おつまみにビーフジャーキーやグリッシーニも提供するという。営業時間は10時～21時（通常は18時まで）。

　惣野旅館1階にあるファッションと雑貨のセレクトショップ「SLOWF」（後河原）では6月7日まで、毎日先着20人の購入客に「ほたるクッキー」をプレゼントしている。芸術・文化施設「クリエイティブ・スペース赤れんが」（中河原町）では、6月7日のみロビーでホットコーヒーを販売する。18時～21時30分。喫茶「琥珀」（後河原）では、6月7日～8日限定で手作りプリンとコーヒーをセットにした「プリンセット」（550円）を提供。

　営業時間を延長する店も多く、カフェ「deco（デコ）」（後河原）やカフェ「オー・カルチェ・ラタン」（後河原）、「SLOWF」は、6月7日のみ営業時間を22時まで延長。喫茶「琥珀」は6月7日～8日、23時まで延長。カフェ&ギャラリー「ラ・セーヌ」（後河原）ではホタルのシーズン中、営業時間を22時に延長している。

　山口ふるさと伝承総合センター（下竪小路）によると、一の坂川のゲンジボタルの発光確認数は6月4日付で1,132カウントと発表されており、先月13日からの統計で最も多かったことが確認された。同センターによると、「ちょうど今がピーク。この3～4日間が見ごろではないか」と話している。「一の坂川・ゲンジボタルの発生日報」は、同センターホームページから閲覧できる。

山口にホタルシーズン到来、一の坂川で「ほたる観賞の夕べ」（山口経済新聞）ギャラリー機能を備えたドイツワイン専門店－自宅を改装して開業（山口経済新聞）女性2人が一の坂川にカフェを開業－自家製マフィンをメーンに（山口経済新聞）古き良きまち並みに芽生えた若者の息吹　一の坂川周辺がおしゃれな穴場スポットに（山口経済新聞）山口ふるさと伝承総合センター（©マルニ）