山口デスティネーションキャンペーン-多彩な催しで観光客誘致へ

「おいでませ山口デスティネーションキャンペーン」オープニングセレモニーの様子

「おいでませ山口デスティネーションキャンペーン」オープニングセレモニーの様子

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 JR新山口駅(山口市小郡下郷)で7月1日、「おいでませ山口デスティネーションキャンペーン」のスタートを記念したオープニングイベントが開催された。

SL「やまぐちDC」号

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 9時から行われたセレモニーでは、二井関成知事やおいでませ山口観光キャンペーン推進協議会の大谷峰一会長らが出席。二井知事は「県外から来る人には、『はじめてなのに懐かしい』と感じてもらい、山口県に来て良かったと思えるようにしていく。県内の人も、各地でイベントを行うので、改めて山口県の良さを再発見してほしい」とあいさつを行い、くす玉開花でキャンペーンのスタートを飾った。その後、9時34分に到着した新幹線「のぞみ」で山口県入りした、キャンペーン第1号となる大阪からの団体観光客を出迎え、知事や関係者らが記念ノベルティーを手渡した。

 同日、オリジナルヘッドマークを付けた臨時列車SL「やまぐちDC」号の出発式も行われ、10時36分出発の列車を関係者や鉄道ファンらが見送った。SL「やまぐちDC」号は、通常運行しているSL「やまぐち」号の運転日のほかに、C-56機関車で客車2両をけん引する臨時列車として、キャンペーン期間中の24日間運行する。

 そのほか、山口県内各市町による特産品販売や試食コーナー、投炭ゲーム、ちびっこミニレールスター乗車体験、アコースティックデュオ「べすぱ」やシンガーソングライター・ちひろさんのミニコンサートなど多彩なイベントが行われ、キャンペーンの開催を盛り上げた。

 デスティネーションキャンペーン(DC)は、観光客に楽しんでもらえる受け入れ体制を整備し、JRグループが全国に向け集中的に開催地のPRを行うもので、全国から観光客の誘致を図るもの。山口県では7月1日~9月30日まで、「はじめてなのに、なつかしい。おいでませ山口へ」をキャッチフレーズに「おいでませ山口デスティネーションキャンペーン」を展開する。山口県での開催は、1991年4月~7月、2001年7月~9月に続き3回目。今後3カ月間、県内各地でさまざまなイベントが行われる。

関連画像(SL「やまぐちDC」号)山口県観光連盟職員が和服姿で出勤-大正時代の雰囲気づくりに一役(山口経済新聞)山口県観光連盟が動画サイト-映像と音で観光地を紹介(山口経済新聞)新山口駅で「SLやまぐち号」出発式-新山口から津和野間を運行(山口経済新聞)おいでませ山口デスティネーションキャンペーン(©マルニ)

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