山口・米屋町のアトリエ「SPONGY(スポンジー)」(山口市米屋町、TEL 083-923-0017)で7月12日から、フェルト作家の濱野由美さんによる「フェルトだけじゃない作品展」が行われている。
濱野さんはフェルト作家としてフェルトや羊毛を使ってストールやマフラーなどの作品を製作しているが、フェルトの持つ素材感から秋から冬の活動が中心になっていた。今回、「フェルトだけじゃない作品展」というテーマで、これまでフェルトと組み合わせて使っていたシルクやガーゼ、コットンなど、フェルト以外の素材をメーンにした夏向けの作品を製作した。
期間中、ショール、ストール、アクセサリー、コサージュなど約300点を展示販売。紙に染料で絵を描いてアイロンで布に転写したショール、糸を染めて織ったコットン素材のストール、フェルト作品の時に使っている布を縮める技法を糸で表現したシルク素材のストールなどが並ぶ。
濱野さんは「フェルトにとらわれずいろいろな素材を使って、新しい技法も取り入れ、夏場でも使えるものをそろえた。フェルト作家なので、どこまでフェルト以外の作品を出せばいいか迷った。秋から冬にかけて、今回展示している技法を使った布とフェルトを組み合わせて作品づくりをしていく」と話す。
営業時間は12時~20時。今月21日まで(期間中無休)。
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