山口・中市町の百貨店「山口井筒屋」(山口市中市町、TEL 083-902-1111)が10月2日、カード会員向けにプレオープンした。
開店時には、カード会員宛てに事前に送られた入店券を手にした人たちが行列を作り、記念品と引き替えに流れ込むように店内に入っていった。同店によると、10時時点で正面玄関に並んだのは約800人。100メートル先のアルビ跡地まで列を作り、その様子に驚きながら最後尾に並ぶ人の姿も見られた。
同日は正面玄関口と駐車場口の2カ所のみを入口として開放。アーケードに面したウィンドーには店内が見えないようシャッターが下ろされた状態での営業となった。
買い物袋を両手に持った長門市の主婦(40代)は「明るくなって、品ぞろえも良くなった。今後の山口井筒屋に期待している」と話したほか、「高級感が増して、前よりデパートらしくなった。ちまきやより良くなったので、また来たい」(山口市のパート従業員=30代)など、期待を寄せる声が多く聞かれた。
一方、姉妹で買い物に来たという山口市の主婦(50代)は「おしゃれになって都会のデパートみたい。地下から2階までは良くなったが、5階の品ぞろえが少なくなった気がする」という声も。
グランドオープンは10月3日。(©マルニ)