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宇部の温泉「くすくすの湯」リニューアル 記念に「開運厄除け酒風呂」実施

リニューアルした「くすくすの湯」の「二浴」

リニューアルした「くすくすの湯」の「二浴」

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 宇部・楠の複合施設「楠こもれびの郷」(宇部市大字西万倉)内の温浴施設「くすくすの湯」が1月30日、リニューアルオープンした。

リニューアルした浴槽

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 大浴場などで使用していたヒノキ材が老朽化したため、1月15日から29日まで一時休業して改装工事を行い、石材を使った「石風呂」に刷新した。

 同施設の指定管理者「楠むらづくり」の梅澤脩さんは「石の表面は滑り止め加工を施している。場所によって赤や黒、淡いピンク色などの石を使用し、さまざまな色の石がきれいに反射して安らぎを与えてくれる。天井や壁などのヒノキの香りやあたたかさは残しつつ、清潔感あふれる石材に変わった風呂をゆったり楽しんでもらえたら」と話す。

 今回のリニューアルで、石風呂の露天と岩風呂の大浴場などを備える「一浴」、岩風呂の露天と石風呂の大浴場などを備える「二浴」、ヒノキを新調した「サウナ」のほか、「家族風呂」などを備える温浴施設となった。

 従来、家族風呂前にあった「キッズコーナー」を湯上りロビーの一角に移動し、ファミリー層がくつろげるスペースを設けたほか、家族風呂前に「リラクゼーションコーナー」を新設し、全身マッサージチェアやマットなどを設置した。

 このほか、同施設内の「農家レストラン つつじ」では定食メニューを1種類から3種類に増やし、2月からは夜に定食の提供を始める。農産物直売所「楠四季菜市」では、日用品や文具などの販売を始めた。

 梅澤さんは「リニューアルオープンを心待ちにしてくれた方がたくさんいてありがたい。一浴と二浴は月ごとに男女を入れ替えるので違った雰囲気を楽しんでもらえれば。春先には更なるリニューアルも予定している。今まで『アヒル風呂』や『小判風呂』などのイベントを行ってきたが、今後も皆さまに安心して楽しんでもらえるような企画やサービスを充実させていきたい」と笑顔を見せる。

 リニューアルを記念して、地元の酒蔵「永山本家酒造場」の日本酒「貴」を使用した「開運厄除け酒風呂」を2月1日・2日、3月1日・2日の11時、15時、19時に実施する。

 温浴施設の営業時間は10時~21時(最終受付20時)。入浴料は、大人(中学生以上)=660円、小人(小学生)=330円、小学生未満無料。水曜定休。

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