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宇部に古着・ユーズド店「ロム」 店主「古着は誰もが取り組めるSDGs」

「宝探し気分で来てもらえたら」と福田さん

「宝探し気分で来てもらえたら」と福田さん

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 古着・ユーズドセレクトショップ「ROMU(ロム)」(宇部市中野開作)が2月2日、オープンして3カ月を迎える。オープン日は11月2日。

「ロム」が取り扱う商品

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 店主は宇部出身の福田潤さん。「育児が少し落ち着き、妻と『服のネット販売を始めてみよう』という話になり、昨年夏に脱サラして起業した。いまはネット社会だが、服の素材や構造は重要なチェックポイント。色味や手触りを実際に感じてもらえる実店舗を持つことを決めた」と話す。

 同店は、「USED(ユーズド)でありながら良質なものをセレクトし、子どもも大人も良いものを低価格で」をモットーに掲げる。

 約13坪の店内に、手作りの木製ハンガーラックなどを設置し、ベビー用や子ども服のほか、メンズ、レディースなど国内外・ブランドを問わずに1000点以上をそろえる。各種ブランド物やスポーツウェア、新品もある。福田さん自ら買い付けるメンズ服は、スウェットやトレーナー、シャツ、デニムなど。平均価格帯は300円~5,000円。

 福田さんは「自分色に育てていけることや、手作業による細やかな刺繍も古着の魅力。私も幼い子どもが2人いるが、成長が早い子どもの服はすぐにサイズアウトしてしまう。お洒落したいがあまりお金をかけられないという方にも、ファッションを楽しむお手伝いができたら」と話す。

 「事業を始めて古着の奥深さを知り、これぞという一点ものと巡り合えた時はワクワクする。身構えずに親しみやすい趣味になってほしいし、愛着のわく服を宝探し気分で見つけに来てもらいたい。古着は誰もが取り組めるSDGs。休日は古着巡りを楽しんでいただけたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時~18時。月曜・火曜定休。

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