6月11日に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、日本戦の観戦イベントが宇部の銀天プラザ(宇部中央銀天街内)で開催される。
同イベントはスポーツ大会などのテレビ放送を大画面に映して観戦・応援する「パブリックビューイング(PV)」と呼ばれるもので、銀天プラザのステージに大型スクリーンを設置し、テレビで中継される試合をプロジェクターで投影する。
イベントを主催するのは、宇部の活性化を目指す若者のサークル「宇部未来会議」とサッカー日本代表を応援するグループ「プルミエール」。
「前回の2006ドイツ大会では初戦のオーストラリア戦に700人以上が集まり、3試合の合計で約2千人を動員した」と話す宇部未来会議の藤重さん。「これが本当に宇部の人たちなのかと思うようなニッポンコールの大合唱。日本がゴールした瞬間は震度3を記録したはず(笑)」と4年前を振り返りながら、「時差の関係で試合時間が夜遅いのでどれくらいの人が集まるか分からないが、2戦目のオランダ戦は土曜の夜で20時30分キックオフ。初戦のカメルーン戦で勝点を獲得できればすごいことになるかも」と盛り上がりを期待する。
日本代表は14日23時からカメルーン、19日20時30分からオランダ、24日27時30分からデンマークと対戦。PVは試合開始30分前から行う。参加無料。雨天決行。