宇部・妻崎開作に来年3月、ビジネスホテルチェーン「ホテルルートイン」がオープンすることが分かった。
場所は、国道190号線沿いのスーツ専門店「はるやま宇部店」(宇部市大字妻崎開作)隣。山口宇部空港から車で約20分の場所に位置する。山口県内には現在、徳山と防府の2店舗を展開し、宇部への進出は県内3店舗目となる。
運営は、4種類のホテルブランドを約300店舗全国展開するルートインジャパン(東京都品川区)。「ホテルルートイン」は、「ビジネスシーンを意識し、機能性と利便性を追求する」ことをコンセプトにしている。
宇部市内への出店は、「全国展開に向けた事業計画の一環」(同社広報担当者)。建物は、鉄骨造りの8階建てで、延べ床面積は4869.84平方メートル。203室を予定する。3月26日に着工し、1年間かけて建築する。
平日はビジネス層、週末や休暇期間は観光旅行客、家族旅行客の宿泊を見込む。スポーツ団体などの受け入れも行い、幅広い宿泊用途に対応したサービスを展開する。
「宇部市への出店を通じて、あらゆる宿泊需要に応え、雇用創出など地域貢献も担えるよう努めたい」と同社広報担当者。今後県内では、既存店を含めた10店舗の展開を視野に入れる。