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宇部で「まちなかファーマーズ・マーケット」-若者就農者が農産物販売

「宇部の若者就農者グループ」スタッフの小沢ゆかりさん(左)と橋本万千代さん(右)

「宇部の若者就農者グループ」スタッフの小沢ゆかりさん(左)と橋本万千代さん(右)

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 宇部・新天町のヒストリア宇部(宇部市新天町1)の駐車場一角で2月25日・26日、宇部の若者就農者による「まちなかファーマーズ・マーケット」が開かれている。

茶葉を使ったスイーツも販売している

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 主催は「宇部の若者就農者グループ」で、耕作放棄された畑の再生やお茶や野菜の栽培・加工・販売を行うほか、県内の農家と提携し市場には出せない規格外の花や野菜の販売や、栽培するだけでなく加工や販売まで一貫して行う第6次産業を目指して活動している。

 昨年9月から毎月同所で開いているマーケット。今回販売しているのは、煎茶(1,050円)やほうじ茶(630円)、日本茶専門店での取り扱いは少ないという、いる前の茶葉の「荒茶」(892円)のほか、茶葉を練り込んだ「茶クッキー」(250円)、美祢の家畜農家の牛フンを肥料に使って栽培した紫芋(1本150円)など約30種類。

 「その月の旬のものを販売するため、商品は月によって替わる」と同グループの小沢ゆかりさん。「メンバーは農業未経験者がほとんどで、日本の農業の現状を何とかしたいと考えている人ばかり。みんなで丹精込めて作ったものを『おいしかったよ』と言われた時が本当にうれしい」と笑顔を見せる。

 開催時間は10時~17時。3月は17日・18日に同所で販売を予定する。

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