宇部・楠の複合施設「楠こもれびの郷」(宇部市大字西万倉、TEL 0836-67-2617)で4月17日、「楠温泉まつり」が開催される。
昨年春に同施設内にある農業研修交流施設「万農塾」のオープンを記念して始まった同イベントは今回で2回目。今年は「万農塾」1周年と、温浴施設「くすくすの湯」の温泉が2005年3月に掘り当てられたことも合わせ、「温泉の恵に感謝しよう」をテーマに開催する。
当日は7つのブースを用意する。一日限定の足湯には、宮尾八幡宮(大字西万倉)でおはらいした湯を使い、一度に10人ほどが利用できるものを設置。そのほか、普段間近で見ることのない農機具を見たり乗ったりして体験してもらおうと、「万農塾」で使っているトラクターなどの農機具を展示する。健康相談コーナーでは血圧や骨密度を測定。
さらに、タケノコやワラビ、鶏肉など季節の食材を使った「万倉鍋」を振る舞う企画も用意。当日農産物直売所「四季菜市」での500円以上の利用客、または「くすくすの湯」利用客先着200人に引換券を進呈する。
同施設チーフの河村美弥子さんは「イベント自粛ムードの今だが、あえて開催を決めた。家族連れから年配の方まで楽しめる内容になっているので多くの人に来てもらい、来ていただいた方が元気になるようなイベントにできれば」と話す。
開催時間は10時~15時。