宇部・小羽山在住の坂井泰子さんが、自宅の庭で六つ葉のクローバーを見つけた。「四つ葉はよく見るが、六つ葉は初めて。見つけた瞬間はとてもびっくりした」と驚きの表情を見せる。
15年ほど前に近所の空き地で発見した野生の四つ葉クローバーを含むクローバーを土ごと移植したところ、じわじわと自宅の庭に根付き、気が付けば毎年のように四つ葉・五つ葉のクローバーが見られるようになった。
六つ葉のクローバーについて、宇部西高校の園芸担当教諭・天野剛さんは「四つ葉のクローバーは、葉の元となる原基が傷ついたりして起こる突然変異か遺伝の2つが考えられるが、今回のケースは遺伝では。六つ葉のクローバーはとても珍しい」と話す。
四つ葉のクローバーは定期的に収穫し、友人・知人におすそ分けしているが、六つ葉のクローバーは「来年も出てきてね」という思いを込めてあえて保管せず、「ハッピーのお裾分け」として友人に贈る予定だという。「このクローバーを見た人が幸せな気持ちになれますように」と笑顔を見せる。