宇部・ときわ公園(宇部市則貞3)内の飲食店で現在、同園内で初収穫したブルーベリーを使用したスイーツが提供されている。
同園では、園内「湖水ホール」北と常盤湖湖畔合わせて10アールの敷地にブルーベリー140本を栽培しており、今年初めて約200キロの果実を収穫した。
来園客に初収穫のブルーベリーを味わってもらいたいと、同園内で営業するビュッフェレストラン「ファミリオ」、カフェ「デイ・ドリーム」のほか、ときわレストハウス内の焼き肉店「ボンボン」と甘味処「あんみつ姫」の4店舗に、各店約10キロずつ提供した。
ファミリオではビュッフェメニューとして「ブルーベリーチーズケーキ」「ブルーベリーヨーグルト」を日替わりで提供。デイ・ドリームは「ブルーベリーホットケーキ」「バナナブルーベリー蒸しパン」(以上500円)、ボンボンは「自家製アイスクリーム」(346円)、あんみつ姫は「ブルーベリーシェイク」(350円)を、それぞれ用意する。
「老若男女全ての人が楽しむことができ、軽食にもなるように考案した。程よい酸味と食感を味わってもらえたら」とデイ・ドリーム店主の福永洋子さん。ファミリオ店主の武末雄一さんは「園内で採れたブルーベリーということもあり、お客さまの反応はとても良い。この調子でいくと9月上旬にはなくなりそう」と話す。
今年初めての同試みについて、同園活性化推進室の東原隆さんは「各店に提供できるほど収穫できるとは思わなかった。来年も豊作であれば市民の皆さまにも味わってもらい」と笑顔で話す。「収穫したブルーベリーは商品化に向けて現在加工中。楽しみにしてもらえれば」とも。
各店ともブルーベリーが無くなり次第終了する。