10月1日から開催される「おいでませ！山口国体」に合わせて製作を進めていた、ペットボトルキャップを使った「ちょるる壁画」の完成発表会が9月3日、宇部・万倉の「万農塾」（宇部市大字西万倉）で行われた。

ペットボトルのキャップを1つひとつボンドで接着している

　壁画の大きさは縦1.8メートル、横5.4メートル。宇部市内の万倉・船木・吉部小学校の児童が8月から製作を始め、ペットボトルキャップ約1万個を使って完成。同国体のイメージキャラクター「ちょるる」を中央に描き、両サイドには炬火（きょか）と同市内で開催される競技にちなんでテニスラケットとバレーボールを描いた。

　同壁画作りを企画した総合型地域スポーツクラブ「コミュニティースポーツくすのき」の境憲一会長は「キャップの仕分け作業が大変だった。完成した壁画を見たときは本当に感動した」と笑顔で話す。「訪れる多くの人に見てもらい、国体の盛り上がりに貢献できれば」とも。

　壁画は9月6日ごろから、ソフトテニスの試合会場となる「宇部マテ“フレッセラ”テニスコート」に設置された後、バレーボールの会場となる俵田体育館にも設置される予定。