眼下に周防灘を望む山陽小野田の「竜王山公園オートキャンプ場」(山陽小野田市小野田、TEL 0836-89-0055)が3月24日、リニューアルオープンした。
山口県が行う観光地景観整備事業の一環として昨年10月からリニューアル工事を行ってきた同キャンプ場。今回のリニューアルでは、利用者に「より楽しんでもらうため」のコンテンツを新設した。
海側には、生い茂っていた山林を伐採し約200平方メートルのウッドデッキを新設。晴れ渡った日には関門海峡や福岡・北九州から大分・国東半島を眺めることができるというオーシャンビューを満喫できるようにしたほか、「日本の夕日百選」に選ばれた焼野海岸に沈む夕日も、より楽しめるようにした。
キャンプセンター(管理棟)では、おでん(100円)、肉うどん(400円)、むすび(2個入り、150円)などの食事の提供を開始。そのほか、建物横には石窯でできたピザ窯を設置し、土日などに定期的にピザ作り体験を開く予定だという。
滑り台などの大型遊具を設置する場内広場には、既存の急斜面を利用・整備し「芝生の滑り台」を新設。手軽にアウトドアを楽しみたい利用客に向け、準備することなくバーベキューを楽しめるようにまきや機材、肉・野菜などの「バーベキューセット」一式を提供するサービスも始める。料金は1人2,000円。
同キャンプ場管理人の真鍋晶一さんは「今月31日にはウッドデッキに机や椅子80脚を用意する。コンパクトな総合公園として一年中利用しやすいようにしていきたい。竜王山を散策する人の憩いの場になれば」と笑顔を見せる。
営業時間は8時~18時。入場料は100円。