宇部・新天町アーケード内に10月13日、「健康カフェ ごまの葉」(宇部市新天町2、TEL 090-3746-0262)がオープンした。
店舗面積約5坪、席数15席。看護士から農業に転身した大塚希さんが、仲間と市内小野の畑「胡麻稲農園」で栽培する農作物を提供する場として開いた。「健康」をテーマに無農薬栽培の野菜を使った料理を提供する。
料理に使う野菜のうち、大塚さんが栽培するのはサツマイモやレタス、春菊、大根、タモギタケなど約10種類。そのほかの野菜は地元産のものを提供する。メーンターゲットは女性。
メニューは、野菜をメーンにした「野菜たっぷりランチ」(500円)や「石炭黒カレー」「クレープセット」「日替わりパスタランチ」(以上600円)などのほか、台湾料理「ルーローファン」や台湾のかき氷「雪綿冰」、フィリピンの紫芋のジェラート「ウベ」も用意。
スムージー(500円)は、野菜と果物を組み合わせ「疲れ、冷え症や風邪気味などの症状に合わせたものを提供する」(大塚さん)。店内では、ツボを刺激する「タッピングセラピー」(20分、1,000円)も行う。
「これまで畑や農作物は興味がない分野だったが、畑の景色や自然の素晴らしさを知るうちに大地の恵みに感謝できるようになった。健康と自然のつながりを大切にしたいという気持ちが出店へつながった」と大塚さん。
「農業を始めてから、人との縁の大切さを特に実感している。縁やつながりを大事にする店にしていきたい。野菜を使ったメニューも新しく考案していき、心も体もリフレッシュできるような場になれば」とも。
営業時間は10時~17時。土曜・日曜定休。