宇部に11月15日、オリジナルブレントのお茶を提供する専門店「chasitsu(チャシツ)」(宇部市島3、TEL 0836-39-9917)がオープンした。店舗面積約10坪。場所は西部体育館近く。
15歳の時に飲んだ紅茶に感銘を受けてお茶の道に進んだ秋月隆至さんがUターンして開いた同店。これまで東京を拠点に全国各地のレストランやカフェにお茶をメーンとしたメニュー構成の提案や卸売りをしてきた経験を生かし、独自のレシピでブレンドする紅茶やハーブティーなどの茶葉を中心に販売する。
店内には、秋月さんがブレンドする「ハニージンジャー」や「バニラティー」などの紅茶やハーブティー「レモンミント」「スパイスワインのハーブティー」(以上500円)、日本茶や中国茶など約50種類のお茶のほか、オリジナルレシピで作る「くるみとシナモンスコーン」(200円)や「レモンマートルケーキ」(150円)や長崎や三重の作家のカップやポットなどをそろえる。
秋月さんは「コンマ数パーセントのブレンド具合が異なるだけで甘味や香りが全く違ってくる。紅茶には渋みを感じることもあるが、ドライフルーツを入れたりして香りと味のギャップがないようにマイルドに飲めるようブレンドしている」と話す。
「今の季節におすすめなのは『ミルクティーブレンド』やチョコレートの香りの『ベリーショコラ』。季節ごとに嗜好(しこう)は変わるので春には桜のフレーバー、夏にはアイスティー系の紅茶なども作っていきたい。自分が大好きな紅茶を通じて生活の中に潤いを提供できれば」と笑顔を見せる。
営業時間は10時~18時。日曜、第1・第3月曜定休。