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宇部ときわ公園にカフェ「バルミエール」-宇部のアンテナショップ目指す

オープン直後は多くの人でにぎわいを見せたときわ公園内の売店を改装した「バルミエール」店内の様子

オープン直後は多くの人でにぎわいを見せたときわ公園内の売店を改装した「バルミエール」店内の様子

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 宇部ときわ公園内に4月2日、カフェ「Bar Miel in Tokiwa Park(バル ミエール イン トキワパーク)」がオープンした。

「チョコレートタルト」は200円

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 店舗面積約21坪、席数18席。土産品や菓子類などを販売していた売店跡にオープンした同店。木目調を基調に大幅に改装した店内に大手コーヒーチェーン店にヒントを得てカウンターオーダー形式を導入。ドリンクとスイーツをメーンに提供する。テークアウトも可能。

 同店を運営するのは、ハンディキャップを持つ人に就労場所の提供などしているNPO法人「ぐうですぐう」(宇部市西岐波)。西岐波に昨年11月下旬にオープンした同名のカフェに続く飲食部門として、「多くの来園者があるこの場所で、障がいを持つ人が自然に店で働いている環境を作りたい」(同NPO理事の西川浩子さん)と出店した。

 メニューは、「アメリカーノコーヒー」(300円)、「フレーバーカプチーノ」(390円)や「この辺りでは当店だけでは」という大阪・堂島のmusicaの「紅茶」(300円)など。同NPOが養蜂するハチミツと同園で採れるブルーベリーを合わせた「ブルーベリーサワー」(380円)など18種類のドリンクのほか、自家製の「マカロン」(150円)や自家製の「スコーン」(200円~)、手作りする「チョコレートタルト」(200円)などのスイーツも用意する。

 「今後、サンドイッチなどの軽食も提供していきたい。パソコンを持ち込んで勉強や仕事もできるようにコンセントも備え付けた。大型連休をめどに地元のお土産品も販売を始める予定なので、宇部のアンテナショップとして新スポットになれば」と西川さん。

 「障がいを持つ人が普通に街にいるという地域循環型の福祉と、その人が持つ才能を引き出すことを一番目指している。今後もこのような場所をつくっていければ」とも。

 営業時間は10時~16時。火曜定休(同園イベント時は営業)。

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