2014年のサッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会への出場をかけた「日本対オーストラリア戦」(埼玉スタジアム)が行われる6月4日、広域宇部エリアの飲食店などでパブリックビューイングが行われる。
宇部・銀天街の「銀天プラザ」(宇部市中央町2)では縦5メートル・横6メートルの大型スクリーンを設置し、テレビ中継される試合をプロジェクターで投影する。主催は、若者ボランティアサークル・宇部未来会議やサッカー好きな市民有志でつくる「カンバレ日本!応援実行委員会」。入場・観覧無料、屋根付きのため雨天でも実施する。
宇部・中央の洋風居酒屋「知路留の館」(中央町1、TEL 0836-31-6246)では7年ぶりに同イベントを実施。キックオフから試合終了までドリンク類を飲み放題にし、同店で人気のパスタやピザなどの料理を提供する。店主の中谷彰さんは「採算などは度外視して皆で楽しみたい。この試合に負けることは全く考えてない」と日本の勝利に期待を込める。定員は30人、前日までの予約が必要。料金は3,000円。
JR宇部新川駅近くのスポーツバー「長州スタジアム」(松島町、TEL 0836-21-0895)では、100インチのスクリーンを前に店主の永谷文孝さんが太鼓と拡声器で会場を盛り上げる。ハーフタイムまでにスコアを予想し、当たった利用客にはドリンクサービス券を進呈する企画も用意する。
「勝ったらクラッカーを盛大に鳴らし、スパークリングワインをサービスして皆で祝杯をあげたい。最終予選の試合はいつも満席で盛り上がる。今回は特に力を入れて応援したい」と永谷さん。チャージ料は800円。
山陽小野田では「カフェ&リカー wakayama」(小野田市港町8、TEL 0836-83-6761)が観戦イベントを開く。「当市内では唯一の観戦イベント」(穐本真一店主)という同店では、ユニホーム着用で来店した人には生ビールを1杯無料で提供する。定員は30人、前日までの予約が必要。
同試合のキックオフは19時30分。日本はこの試合、引き分け以上でワールドカップ出場圏内の2位以上が確定、5大会連続でのW杯出場が決定する。