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宇部ときわ公園に彫刻作品が続々-「UBEビエンナーレ」開幕まで約1カ月

猛暑の中彫刻の仕上げのやすりかけを行う彫刻家・ペトレさん

猛暑の中彫刻の仕上げのやすりかけを行う彫刻家・ペトレさん

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 宇部ときわ公園(宇部市野原)で9月29日に始まる「第25回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)」に向けて、実物彫刻作品の設置・搬入が終盤を迎えている。

18作品がずらりと設置された野外彫刻展示場

 昨年12月に行われた模型作品審査で「実物制作指定作品」に選ばれた18作品の設置・搬入。7月22日に始まり、今月25日に終了する。

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 全作品のうち、14作品は同園内野外彫刻展示場で制作作業を行った。イタリアから今月8日に来日した彫刻家のペトレ・ヴィジリュ・モゴサヌさん(ルーマニア出身)は、約23トンの大理石から掘り出した作品「HOPE DOOR(ホープ・ドア)」の仕上げを同園で実施。およそ2週間かけて約3メートルの高さの彫刻に手作業でやすりをかけた。

 「作品を仕上げることに集中していたので暑さは問題ではなかったが、毎日僕がやすりをかけている光景をみんなは見飽きているかも(笑)。地元の人に話し掛けられることも多く、彫刻の制作風景を間近で見る機会がなかなかない中で興味を持ってもらえてうれしい」とペトレさん。「光と希望を表した作品。それぞれの感じ方で見てもらえれば。気に入ってもらえると光栄」と笑顔を見せる。

 彫刻設置を見守ってきた同園ときわミュージアムの学芸員・三浦梨絵さんは「連日の猛暑の中で、連日朝から夜までの作業はとても過酷だった思う。夏休みに合わせて行った関連ワークショップはどれも定員に対する参加者が100%で好評だった。あとは開幕を待つばかり。今回は、近づいたり触れて発見したり驚いたりできる作品が多いので、楽しみにしてもらえれば」とも。

 受賞作品が決定する2次審査は9月28日に実施され、同日夜に表彰式が行われる。

 開催期間は9月29日~11月24日。問い合わせは同園ときわミュージアム(TEL 0836-37-2888)まで。

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