ウェブ投票で山口県内飲食店の「ぶちうまメニュー」を決める総選挙「やまぐち美食コレクション2013」の投票が9月25日、始まった。
同県が展開中の観光キャンペーン「株式会社おいでませ山口県」の食プロジェクト「美食王国やまぐち」の第2弾として実施。肉や魚介類、野菜、麺料理など10部門に自薦・他薦でエントリーした800店以上992メニューの中から一般投票により「全国におすすめしたい『あの店』の『あの味』」を決める。
投票は、1メールアドレスにつき1メニュー1票の投票が可能。ランキング上位のメニューは獲得票数に応じて3つ星ならぬ「3ちょるる星」で評価し、認定証を授与。大賞と各部門1位、県産食材を使ったメニューの中から特別賞を選ぶ。投票者には抽選でエントリーした店で使える食事券が当たる。
「当県に観光に来る約4割の方が食にウエートを置いているにもかかわらず、その満足度は全国32位で55%。この調査結果と現状を受けて、地元では知られているが全国的には知られていないメニューや店の情報を発信し、食の満足度を高めようと始めた」と県観光振興課魅力発信班の大下国忠さん。
「山口県はフグが全国的に知られているが、三方を海に囲まれているのでそれ以外の海産物も豊富。地元ブランド牛や郷土料理など隠れた『ぶち(とても)うまい』を知ってもらえたら」と話す。「県民の方はもちろん県外からも投票していただき、山口の魅力を一緒に伝えられれば」とも。
結果発表と表彰式は11月に首都圏で実施し、ウェブでも公表するほか、本年度中には「やまぐち美食コレクション2013ガイドブック」の発行も予定する。
投票は今月31日まで。