ユーピーアールスタジアム(宇部市野球場、同恩田町4)で11月2日、スポーツトレーナーで「ペップトーク」普及に努める岩崎由純さんによる講演会が開かれる。主催は宇部市体育協会。
ペップトークはアメリカで生まれた「短い激励メッセージ」を意味し、元はスポーツ選手を励ますために指導者が投げかける言葉を指す。
岩崎さんは岩国・周東町出身。バルセロナ五輪バレーボール全日本女子帯同トレーナーや日本オリンピック委員会の強化スタッフを務めた経歴を持つほか、現在は日本コアコンディショニング協会や日本ペップトーク普及協会の会長などを兼任し、全国各地で講演会活動を行っている。
同講演会に特別協賛する「末永整骨院」(新天町2、TEL 0836-35-4422)の末永成一院長は「普段何げなく『~してはダメ』という否定形の言い方をしてしまうが、言葉の掛け方一つで受け取る側の志向が違ってくる。掛ける言葉が変われば相手の行動も変わるので、言葉をポジティブにすることでコミュニケーション力や周りの人間関係も変わってくるはず」と話す。
地元の人が元気になるようにと、「愛宇部健幸プロジェクト」を実施している同院。今回の講演会は同プロジェクトの一環として、スポーツ選手・指導者や教育関係者、会社経営者のほか、「勇気と元気を与える話し方に興味がある人」を対象に行う。
末永院長は「講演では岩崎さんから短く分かりやすく言葉で相手の背中を一押しして、ポジティブにさせるような話し方を学ぶことができる。言葉の大切さをあらためて知ってもらうきっかけにしてもらいたい」と参加を呼び掛ける。
開催時間は11時~12時30分。参加費は、一般=1,500円、高校生以下=1,000円。同院では11月10日、「ポジティ語」(10時~12時)と「セルフペップトーク」(13時~17時)のセミナーを開く。