「第25回UBEビエンナーレ」(現代日本彫刻展)に出品された作品のデッサン画などを展示する「彫刻のベクトル」が10月31日、宇部・新天町の画廊「ART BOX CAN」(宇部市新天町1、TEL 0836-21-0085)で始まった。
現在開催中の「UBEビエンナーレ」の関連企画として行う同展は、大賞を受賞した冨長敦也さん鎌田祥平さん(山口銀行賞)、外礒秀紹さん(宇部興産株式会社賞)など10人の作家によるグループ展。
「街中とビエンナーレ会場をつなぐこと」を目的に大賞受賞作品のデッサン画や、作品をモザイク化し図面にした作品、イラストや鉄でできた平面作品など29点を展示する。
「ビエンナーレ会場にある彫刻と関係があるものからそうでないものまで、角度を変えて作家さんを見ることができるような作品がそろった」と同店の福永洋子さん。「まずはときわ公園に行って実物を見てもらえれば。週末には周辺で『宇部まつり』も開催されるので、『もう一つのビエンナーレ』として多くの人に足を運んでいただきたい」とも。
開廊時間は10時~19時。11月5日まで。