フジグラン宇部(宇部市明神町)2階のシネマコンプレックス「シネマ・スクエア7」(TEL 0836-37-2525)に、話題作の上映が相次いだ年始の状況について聞いた。
作家・百田尚樹さん原作の映画や人気アニメのコラボ作品、ディズニー最新作など話題作の上映が相次いだ年末年始。7つのスクリーンで21作品を上映した同館では、昨年比120%の観客動員数を記録。ピークの14時台には満席が続出し、人気作品では満席の回が連続したこともあった。
ランキングは、1月1日~3日に上映した作品の動員数で、上位5位を集計したもの。
1位=永遠の0(ゼロ)
2位=ルパン三世VS名探偵コナンTHE MOVIE
3位=劇場版HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-
4位=プレーンズ
5位=カノジョは嘘を愛しすぎてる
原作の小説が累計発行部数で450万部を超えた「永遠の0」は観客全体の25%を動員。人気アニメがコラボした「ルパン三世VS名探偵コナンTHE MOVIE作」は同20%を動員した。
同館の西本佳弘支配人は「上位2作品の勢いは顕著で、話題性と関心の高さがうかがえた。見たいと思う話題作が多く出そろったことも大きく影響していると思うが、今年はカレンダーの曜日並びや天候も良く、外出しやすい環境だったのでは」と分析する。
「家族と過ごす年始の時期にたくさんの方に来館いただきうれしい。今年も居心地の良い時間と空間の提供に努め多くの作品を紹介したい」とも。