宇部の「山口シェアハウス計画」-入居開始から半年、暮らしぶりは?

夕食を前に歓談する相澤さんと入居者

夕食を前に歓談する相澤さんと入居者

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 宇部・西本町の住宅街に「シェアハウス宇部西本町」がオープンして約半年が過ぎた。一軒家を数人で共有する居住スタイルでの暮らしぶりを聞いた。

 運営するのは家電工事を専門に行う180度(宇部市宮地町)。同社の相澤洋佑さんが、学生時代から数年間共同生活を送ってきた経験から「シェアハウスが表立ってない宇部で始めたら楽しいのでは。魅力を伝えたい」と昨年2月にホームページを立ち上げ、「山口シェアハウス計画」として進めてきた。

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 当初は宇部の別エリアの物件で進めていたが、「この辺りではなじみのないスタイルが故に大家に断られ、物件の交渉では門前払いを受けながら」(相澤さん)昨年夏に物件が決まり、9月下旬に1人目の男性が入居。その後、昨年末に男性、今年2月末には女性が入居し、現在3人が暮らしている。

 物件は、国道190号線そばで、コンビニや郵便局が近い築30年の中古物件。個室5部屋と共有スペースのキッチン、ダイニング、リビングを設ける。入居者は20~30代で、現在は女性の入居者を募集している。家賃は2万8,000円~。

 相澤さんと共に物件を探し、最初に入居した男性は「知らない人と住むのは初めて。同世代の人との交流が面白そうだと入居を決めた。これまでお互いの生活リズムを守りながら緩やかに自由に生活できている」と話す。

 家賃の節約からシェアハウスを選んだという2番目に入居した男性は「これまで一人暮らしだったが、経験したことがないことをしてみようと抵抗なくここでの生活をスタートした」と話す。入居したての女性は「もともと相澤さんのブログを見て1年前から希望していた。やっと住むことができた。帰って誰かがいると安心感がある」と笑顔を見せる。

 相澤さんは「思っていたよりも紆余(うよ)曲折があり、1年前の立案から時間がかかってしまったが、今はざっくばらんな雰囲気で暮らしてもらっているようだ。帰っても1人ではない感覚や、一緒にご飯を作るなど、一人暮らしではできないことを経験してもらえれば」と話す。「引っ越しシーズンで問い合わせも少しずつある。希望者が増えれば2軒目も考えたい」という。

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