「宇部蒲鉾（かまぼこ）」（宇部市川上、TEL 0836-33-5151）で6月1日、地元の食をテーマにしたイベント「ふるさと食祭りin宇部」が開催される。

毎年人気の「ちくわつかみ取り」

　宇部蒲鉾の「感謝祭」として7年ほど前から始まり、今年で4回目を迎える同イベント。宇部の食を通して地元を活性化させようと、同社や市内食品業者で成る「真締川リバーサイドの自然の中で食の生産者」が主催する。

　同社社屋横の会場では、地産地消の「うまいもの市場」として宇部市内の地酒や野菜などの産品を販売。市内JA山口宇部や鷲見酒舗、ときわ自然農園、新宇部漁業協同組合、永山本家酒造場、道の駅きららあじすなど13社・団体が出店する。1万本を用意する「ちくわのつかみ取り」や100人限定の「ちくわ作り体験」などのほか、同イベント初となるフリーマーケットも開く。

　会場にはトラックステージを設け、ステージイベントも展開。宇部在住のマジシャン・まんぼうさんや周南市出身のシンカーソングライター・MIKKOさん、音楽グループ「poco a poco（ポコ ア ポコ）」による演奏などのほか、ジャグリングやけん玉パフォーマンスなど多彩に行う。

　そのほか、クイズ大会や、かまぼこ板を積み上げた高さを競う「目指せスカイツリー」、「かまぼこ板絵コンテスト」なども行う。今春パートナー契約を結んだサッカーチーム「レノファ山口FC」の選手も来場する予定。

　同社企画営業担当の倉満正博さんは「毎年約4000人の方々にお越しいただき盛り上がりを見せている。今年も目玉が盛りだくさんな内容になった。飲食コーナーも設けるので宇部の食を楽しんでもらえたら」と話す。

　開催時間は9時～15時。