宇部・西宇部のギャルリー小川(宇部市西宇部北7、0836-41-0005)で7月5日、「現代ガラス作家5人展」が始まった。
同展は2009年の「第4回現代ガラス展in山陽小野田」で、大賞を受賞した富山市在住の川辺雅規さんらガラス作家5人による合同作品展。同ギャラリーでの「現代ガラス作家展」としては4年ぶり2回目。
館内には、夏本番に向けて涼やかなグラスや皿、箸置きや花器、ネックレスなどの普段使いの作品から芸術作品のオブジェや壺(つぼ)まで約600点を展示販売する。価格帯は1,500円~60万円。
出展作家は、川辺さんのほか、川辺さんの妻で作家のかわなべかおりさん、第4回現代ガラス展で横山審査員賞を受賞した竹本亜紀さん(兵庫県姫路市在住)、松尾一朝さん(山梨県富士河口湖町在住)、山口県周南市出身の藤井友梨香さん(神奈川県川崎市在住)の5人。
同ギャラリーの小川知子館長は「今回の作品展は川辺さんからの要望がきっかけ。川辺さんが富山ガラス工房の造形研究所で学ばれたことから縁が広がった方々に声掛けをされて実現した」と話す。
「斬新でモダンなデザインから女性らしい柔らかな色合い、繊細な技術が施された作品などそれぞれの個性が楽しめるさまざまな作品がそろった。涼やかな気持ちになってもらえれば」とも。最終日は川辺さんも来場する予定。
開催時間は11時~17時。月曜休館。観覧無料。今月20日まで。