宇部・小串の九州系ラーメン店「ろくの家」(宇部市南小串、TEL 0836-39-6602)が7月12日、オープンから3周年を迎えた。
2006年に福岡・北九州で発祥した同店が本州第1号店としてオープンした同店。100%の豚骨スープながら、特有の風味を抑えた「コクのあるあっさり豚骨」の味わいが特徴。
オープン時は約50坪の店内に36席だったが、「お客さまに近い距離でより丁寧な接客を行うため」(オーナーの西前慶佑さん)1年前に縮小。現在は、カウンター12席、テーブル14席で営業する。
山口大学医学部や同大付属病院が程近いことから、大学関係者やビジネスマンを中心に、女性客や年配客など幅広い層が来店し、ランチタイムや週末の夜に行列ができる日も多いという。
人気メニューは、焦がしニンニクの香りが特徴の「六黒」(650円)や、チャーシューやキクラゲなどをトッピングした「六白」(580円)、エビとゴマ、卵をトッピングする「黄金担々麺」(850円)。そのほか、定番の「一口ギョーザ」(300円)や「ヤバ豚焼き」(480円)、「カレーコロッケ」(480円)も根強い人気だという。
同店はこれまで、店舗展開を進めてきた樹(北九州市小倉北区)が直営で運営してきたが、今年6月にフランチャイズへ転換。北九州でのラーメン1号店の立ち上げスタッフだった西前さんが、昨年4月にオープンした防府店と合わせて同店のオーナーとなった。
「宇部の方にも味を受け入れていただき、3年間順調に続けてこられたことに感謝している。特に接客面には力を入れており、女性が1人で来店できるような雰囲気作りを目指している。クオリティーを上げながら、これからも頑張っていきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は11時~22時(金曜・土曜・祝前日は23時30分まで)。