宇部の酒店「松原酒店」(宇部市東本町1、TEL 0836-21-1216)が10月16日、日本酒イベント「長州・会津 酒呑(の)みくらべ」を開く。
店主の松原寛さんが、8月に東京・渋谷で開催された福島の地酒試飲会に参加し「今秋から新たに仕入れる福島の良い酒を見つけた」ことから、披露目も兼ねて実施。松原さんの妻・香奈子さんが会津・喜多方市出身であることからも「両県の地酒を知ってもらいたい」と飲み比べ会を開く。
「年に3、4回ほど日本酒イベントを主催しているが、長州と会津をテーマにしたものは今回が初めて」と松原さん。居酒屋「維新」(宇部市中央町1)を会場に、山口県内と福島・会津地方の蔵元が醸造する日本酒を味わう。
飲み比べるのは、「長州」=永山本家酒造場(宇部市車地)、岡崎酒造場(萩市)、中島屋酒造場(周南市)、「会津」=国権酒造(福島県南会津)、白井酒造店(会津美里町)、鶴乃江酒造(会津若松市)の計6蔵元の日本酒。地酒としてなじみの深い「貴」や「長門峡」、関西以西には初登場という「会津中将」、「風が吹く」などを用意する。
松原さんは「こだわりを持って酒造りをされている蔵元の酒を用意する。県内の蔵元から実際に造られている方にお越しいただくので、造り手の話を聞きながら楽しむこともできる。若い年齢層の方にもぜひ参加してもらえれば」と呼び掛ける。
同イベントは、10月12日~12月7日までの約2カ月間の日程で、宇部市内各所を会場に開催される体験型観光イベント「うべ探検博覧会2014」のプログラムの一環として実施する。
開催時間は18時30分~21時。参加費は5,500円。参加申し込みは9月29日からうべ探検博覧会事務局のホームページか電話(TEL 0836-39-7460)で受け付ける。