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庵野秀明監督の出身地・宇部で「エヴァンゲリオン展」-軌跡たどる展示も

1000点以上の資料を展示する「エヴァンゲリオン展」

1000点以上の資料を展示する「エヴァンゲリオン展」

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 宇部ときわ公園内湖水ホール(宇部市沖宇部)で11月29日、人気アニメ・新世紀エヴァンゲリオンの歴史にスポットを当てた「エヴァンゲリオン展」が始まった。

庵野秀明さんの小学生時代の作品も展示

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 同展は昨夏、東京・銀座を皮切りにスタートした全国巡回展で宇部は8会場目。1995年に始まったテレビシリーズのセル画や画コンテ、作品レイアウトを壁一面に約1000点展示するほか、2007年からの「新劇場版」製作時の手書き生原画などの資料約300点を展示。登場キャラクター「綾波レイ」の等身大フィギュアも設置し、同作品の魅力をひも解く。

 館内でグッズショップを展開するほか、宇部出身の同作品監督の庵野秀明さんの軌跡を紹介する展示イベント「アンノヒデアキノセカイ」も同時開催。宇部で過ごした学生時代やアニメーター時代の作品展示のほか、監督時代などの活動と経歴を振り返り、大ヒット作を生み出すまでの道のりと功績を紹介する。

 会場では、庵野さん制作アニメ「ことわざ辞典 へたな鉄砲も数うちゃあたる!」や「じょうぶなタイヤ! SHADOタイヤ」、「バス停にて」など6作品をランダムに上映する。

 開催に先駆けて同28日に行われた開会式で、久保田后子宇部市長は「同作品の完結版となる劇場版4作目への期待も高まるところに、庵野さんの地元の本市で同展を開催できることをうれしく思う」とあいさつ。「多くの人に同作品に出合ってほしい。『エヴァの街・宇部』としてもアピールしていきたい」と述べた。期間中、2万5000人の来場者数を目標にする。

 開催時間は10時~20時(入場は19時30分まで)。入場料は、「エヴァンゲリオン展」は一般=1,000円(前売り=800円)、中・高校生=600円、小学生=300円、「アンノヒデアキノセカイ」は200円(上映作品の鑑賞は無料)。1月12日まで。

 宇部市では同展に合わせて、市の観光情報を配信するスマホアプリ「うべ観光ナビゲーター」をエヴァンゲリオン仕様にする。アプリ内で「エヴァスタンプを探せ」と題して、同展会場や宇部ときわ公園内、市内各スポットなど14カ所で取得できるオリジナルスタンプを配信。同作品のキャラクターや劇中のせりふなどを盛り込んだスタンプを限定配信し、同展を盛り上げる。スタンプの配信・利用期間は1月12日まで。

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