宇部・厚南に11月17日、「拉麺(ラーメン) 一杉(ひとすぎ)」(宇部市厚南北1、TEL 0836-39-6545)がオープンした。
店舗面積は18坪。席数はカウンター14席、テーブル席16席。店内は木目調を全面にし、カウンターの各席には冷水の出る蛇口を設置。注文は食券で行う。
「10年ほど前からラーメン店を開こうと構想を練ってきた」と店主の杉野友紀さん。「宇部は根強く豚骨ラーメンの文化だが、宇部にないテイストの豚骨ラーメンで勝負しようと博多系に決めた」と話す。
提供するラーメンは、豚骨と数種類の野菜で煮込んだスープの「白ラーメン」を看板メニューに、魚介素材を合わせただしで作る魚介系しょうゆ豚骨「黒ラーメン」(以上700円)の2種類。それぞれの「ハーフサイズ」(480円)も用意する。
注文時に味の濃さや油加減、ニンニクの量などが指定できるほか、麺は「極細麺」と「細麺」の2種類から好みの細さと硬さを選ぶことができる。
そのほか、同エリアの食堂・サンハウス(東須恵中野)の「カレー」(450円)や、手作りする羽根付きの「ギョーザ」(400円)、好みのラーメンとカレーが付く「カレーセット」(1,000円)やハーフカレーとハーフラーメンが付く「ハーフセット」(800円)なども提供する。店主の「ギャグ」で「ドンペリ」(3万円)も置く。
オープン後は平日にはビジネスマン、週末は家族連れの来客が多く、ランチタイムには満席が続くことも。「豚骨の下処理から店内まで、清潔感も大事なポイントとして重きを置き、味には自信を持って提供している。今後はじわじわと知名度を上げ、自分のこだわりを提供していきたい」と意気込む。
営業時間は11時~14時30分、17時~22時。水曜定休。