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山口・小郡で「山口ビジネス交配会」-アクティブラーニングでコラボ誘発

小郡で開催された「山口ビジネス交配会」

小郡で開催された「山口ビジネス交配会」

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 コラボレーションを目的としたビジネスマッチングセミナー「山口ビジネス交配会」が12月11日、山口市小郡ふれあいセンター(山口市小郡下郷)で開催された。主催は山口市商工振興課。

コラボを誘発する達人・中村伸一さん

 講師を務めたのは、山口を拠点に企業研修やビジネスマッチング支援のほか、異業種コラボを誘発する「ビジネス交配会」を展開するコンサルタントの中村伸一さん(やまぐち総合研究所所長)。セミナーには、山口を中心に宇部や周南、岩国、福岡などから19人が参加した。

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 当日は、「アクティブラーニング」を用いたワークショップを実施。アクティブラーニングは学校の新学習指導要領に組み込むことが検討されている注目の学習方法で、参加者は自分の持つ強みを「経営資源棚卸」として書き出し、グループになって意見交換などを行った。

 「コラボとは相手と自分の強みの掛け合わせ」と話す中村さん。5年前からビジネスコラボの支援を手掛け、3年前から「ビジネス交配会」として九州全域や関東などでも展開。これまでの参加者数は延べ3000人を超え、参加者のコラボ率は4割に上るという。

 「今日は、いつも以上に多くの地域から多業種の方が参加された。このビジネス交配会は、終了後にどれだけの人が残って情報交換をするかが勝負だが、今日は3分の2以上の方が残っていたので新たなコラボが生まれそうな予感がする」と中村さん。「コラボは地域間交流のほか、さまざまな人を巻き込むので地域活性化になる。今後の皆さんの動きに注目したい」とも。

 山口から参加したデザイン業の久保田成文さんは「これまで受講したセミナーとは違って自分が発表する場面があり、自分のことを見つめ直して考える良い機会になった。聞いたノウハウを今後の仕事に結び付けたい」と感想を話す。

 山口の伝統工芸・大内塗の製造販売を行う中村理恵さんは今回が2回目の参加。「前回はこの回に参加後、大内塗の漆器とフラワーアレンジメントでコラボした商品を売り出した。異業種交流にもなり、また横のつながりができた」と笑顔を見せた。